わたしたちについて

大気、水、大地・・・
私たちは自然の恩恵を受けて生きています。
今の暮らし方をもう少し自然に配慮したものに変化させることを提案していきたい。
その必要性を信じ、 Almondeは行動を続けていきます。

わたしたちについて

ブログ

2026/09/20 13:03

いつもお読み頂きありがとうございます。


先だっての休みの日、用事があって近鉄郡山駅近くの柳町商店街へ。で、やっぱりふらっと寄ってしまったのが山本陶器店さん。先代?先々代?から陶器の卸と小売を営まれていたお店です。骨董品ではないのですが、大正時代から昭和に量産された陶器が所狭しと並んでいます。今では手に入らないレアものも多く、東京から取材や買い付けに来られる方もいらっしゃるそうです。

できるだけ持ち物を増やさないようにシンプルに暮らすように心がけている私にとって、このお店は危険。寄ると必ず何かピンとくる器があって、ついつい連れて帰ってしまいます。この日はこの二つの渦巻きから目が離せなくなり買ってしまいました。
湯呑みなんてまだ実家にいっぱいあるのにね。
ご店主様によるとこれは戦時中の統制陶器だそうです。裏面に岐阜県の「岐250」と統制番号が彫られています。この日本でも権力者によって物の生産も管理されていた不自由な時代の作品です。それでも可愛いデザインだと気に入っているのですが、いかがですか?

シルバーウイークの20日(日)~23日(水)の春ばん茶お接待の日は、この湯呑みでお茶をお入れしますね。お接待ですから無料です。その日のお天気によっては温かいお茶を入れるかも?無農薬栽培のみとちゃ農園さんのお茶!この機会にぜひお試し下さい。


Almondeのワークショップでお出ししている食器は、コンセプトに沿ってまず自宅や実家に「あるもんで」!だから昭和や平成の贈答品が多く今どきのおしゃれな作風のものはありません。憧れるけど^_^;
それでも足りないものは、この山本陶器店さんで買い求めることにしています。

その理由は、古くても今となっては斬新なデザインに出会える面白さだけでないんです。

数年前ですが、「備前焼の土がもうない」というニュースを聞いてハッとしたことがあります。そうか!陶器に使う土も限りある資源なんだ!と初めて気づきました。次々新しい作品が生まれてきますが、その土を採掘するために森を伐採し山を壊しているならば?そしていつかその土もなくなる。多く出回りお手軽な価格の美濃焼も原料枯渇問題が浮き彫りになり、不要食器を土に混ぜる「Re食器」も製作されているそうです。陶器もやはり自然の恵み。無限ではない。すでにあるものに目を向けることは、地球への負荷を減らすことに繋がるという思いをあり山本陶器店さんを物色させてもらっています。

それに大正時代や、不自由を強いられた戦時下の陶工さんがどんな様子でどんな思いで作られていたのか?当時これと同じ湯呑みで喉を潤していた人たちがいるんだな~なんて思いを馳せるのもよいものです。

郡山にお越しの際、またお近くの方でもまだ入ったことがない方もぜひ山本陶器店さん覗いてみて下さい。元は柳沢藩のお武家さんだったお家の歴史や、城下町の移り変わりなんかも教えてもらえますよ。Almondeおすすめのお店です。